Vassalord.3巻 &あやしいオビ [閑話休題]
発行ペースが遅いので、発売されてたことに気がつかなかった私。
書店では表紙のイラスト部分に、
『本当はこれが、欲しいんだろ。』
という、黒いオビがついていました。
ぎゃ~!レジに出しにくいアオリはやめてちょうだい!!
まぁ、中身はBL的な雰囲気が漂ってますが、やばいシーンはございませんので私は安心して見られました。描いてるご本人は「いよいよ親の前では原稿描けない様な展開にまでなってしまいました」ってカバーでコメントされてるんだけど、今まで親御さんの前で描いてたのか!? これまででも充分、親御さんには見せづらいような気が・・・。
さて、名前だけしか出てなかった「バリー」がこの巻でやっと登場。美青年の姿であらわれたかと思えば、あどけなく幼い少女になったり、美女になったりと自由に性別や年齢を変えられるようです。
でもって、彼(彼女?)に居所をつきとめられたレイフロは、彼にぐちゃぐちゃにされるも抵抗するそぶりもなし?? バリーが何者なのか、レイフロとどういった関係かはまだ明らかになってません。
タイトルの「vassalord」が、何なのかは3巻目にしてようやく判明。薬の名前だったのか。おもわずD67を連想してしまった。
レイフロがなぜ自らヴァンパイアになったか、それが推測されるシーンもちょっとでてきて興味深いです。以下、ネタバレなので、反転。
レイフロってほんとにお姫を守る騎士だったんだ・・・。
1巻読み返すと、彼のほうが真祖なのに、マリーがチャーリーに自分のことを「マスターのマスター」だと言ってたのは、こういうことか。いままでわかっていなかった私はニブイ・・・汗。たしかにレイフロは「プリンセス・マリー」と呼びかけてたけど、普段の彼には「騎士」のイメージなんて片鱗もなかったから、思いいたらなかったのよ。
それにしても・・・チャーリーってば本人が思ってる以上にレイフロに愛されてるやん!
この巻における萌えシーンは・・・
自分の留守中、バリーに大けが(もちろん人間ならとっくに死んでる)を負わされちゃったレイフロに、チャーリーが泣いて叫ぶところ!
誰がこんなことを?教えなさい
許すことはできない!
あなたを殺すのは・・・
イヤ あなたが死ぬ時・・・
傍に居るのは私だ!
私なんだ!!
腐女子じゃありませんが、萌えます。
もっとも、チャーリーが抱いてるのは命の恩人であるのレイフロへの思慕だし、レイフロの愛情は養い子にたいするそれだから、恋人関係には進展しなさそうな気がしますが。個人的には発展しなくていいです。そうなってしまうと読みづらい。
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