「ロシアン・ローズ」感想 その3 [B+関連物感想]
やっと続きです。
痴話喧嘩(?)のすえ部屋を飛び出した小夜は、マクシムに誘われてペトログラード見物に出かけます。DIVAを解き放ったこと、ハジに血を与えてしまったことを悔いる小夜にマクシムは「神は君を赦す」と告げます。マースレニッツァ「赦しの日曜日」という、1年の罪を赦しあうロシアの風習ってことですが・・・。
あんたにそんなこと言われたくないよ! そんなことで小夜たんが救われるもんですか。
けっ、うさんくさっ! こいうやつは信用ならん!!
それだけならまだよかったけど、
おバカさんは言っちゃいけないことの区別がつかなかった!
ヴァレリ:「元はといえば彼女(小夜)が全ての元凶----」
ハジ :ヴァレリの頬すれすれにナイフを投げて。
「失礼、手が滑りました。」
「私は赤い盾にしたがっているわけじゃない。(中略)必要がなくなったら、今すぐ喉元を掻き切ることもできるんですよ。何しろ我々は<武器>だそうですから。」
きゃ~~、静かに好戦的なハジも素敵~~っ!
そいでもって、今度のお呼ばれはフェリクス公爵の宮殿で仮面舞踏会でございます。
なんとハジもちゃんと招待されたので、従者扱いじゃないんですよ!フェリクスさん、ありがとう!
だががしかし、小夜のまわりに男供が群れては、ハジも睨んでるだけではいられず、
「私と踊りましょう、小夜」。
左回りのワルツ(普通は右回りです)に焦る小夜たんをしっかりリードしてくれます~~!
ああ、なんで、アニメでやってくれなかったの~~~!!
その後ドミトリィとフェリクスから、小夜は変死体が発見された事件を聞き出します。
このへんにでてくる動物園の回想がまたいいんですよ~!ハジが積極的(笑)です。でも小夜が鈍すぎて泣きます。
パーティーでは「灰色の枢機卿」ことグレゴリーも登場・・・「アダージョ」と同じく、銀髪の美青年なのは何故!?
この小説では「赤い盾」がけして正義の味方ではない・・・裏で資源の価格をあやつったり、戦争を長引かせたりとゴルトシュミットが世界を牛耳ってる ・・・そんな設定がでてきます。(ゴルトシュミットのモデルはロスチャイルドです。)
そして・・・マクシム、ロジオン、キリル、ヴァレリ、ロジオン・・・彼ら5人は赤い盾によって操作された受精卵から生まれたということになっていて、自分たちが生かされている意味とか、人為的な操作を重ねて生まれた自分たちの体に異常が出始めていることに気がついています。
「私が全部いけないの。私と関わったら---みんな不幸になる。」←ハジはそんなこと思ってないってば!
とパーティーからもどったあと罪の意識にどっぷり沈んでる小夜に、メイドのターニャは普段とかわらず温かく接してくれるのが嬉しいです。ところが・・・ターニャのおかげでほのぼのしてるところへ、翼手が襲ってきた~!!
隠れ家ばれてるやん! 小夜たんのにほひをくんくんしてきたのか?内通者のしわざか!?
小夜はついに 覚醒状態に・・・でも戦いなれてないので、ピ~ンチに!
ちょっと、ハジしっかりしなさいよ~~!!
マクシムにいいとこもってかれてるよ!
あ~~っ!小夜たん、川に落ちちゃった~~~!!
そのころのディーヴァは・・・アニメの設定と同じく皇女アナスタシアに擬態して皇太子アレクセイに歌を歌っていました。
『私の大好きなあなた 月の光の下で伝えたい言葉があるの・・・』
2巻に続く
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ええええ~~~!今日はここまで!ですか?
先を、、知りたーい!(本買えよ)以前ここで紹介されたあの5人はそんな秘密(?)があったんですね!そして、動物園の回想も、気になるところvvひゃーん、本買っちゃおっかなvv
(ロシアンローズ、漫画?なの?)
by くーまま (2008-03-10 18:34)
あ!カキコできた!!よかったですう!(泣)
うさぎりんごさん、ありがとうございます!!
by くーまま (2008-03-10 18:36)
>くーままさん
コメントありがとうです。書き込みできてよかった! 問い合わせは出したんだけど、まだ返信がきてなくてで、不具合だったのかわからなかったんですよ。事務局さん、かなり対応に追われてるんだろうな・・・。
本はお薦めですよ~!すべては書ききれないので、はしょらざるをえなくて、スミマセン・・・まだ2巻がまるごとあるし。
「ロシアン・ローズ」は角川ビーンズ文庫からでてる小説です。
by うさぎりんご (2008-03-10 22:23)